週末、貴重な晴天となった。
先月半ば以降はイマイチ天気が続いていた影響か、例年より早く稔ったにも関わらず稲の刈り取りが大幅に遅れているもようだった。
が、好天に恵まれた今日から明日にかけて、その作業は加速すると思われる。
そんな色彩が変化しつつ在る田園の中で一際目立つ赤があった。
赤過ぎる。
彼岸花。毎年忽然と現われる。
真っすぐ伸びた茎の先端にハナビのような深紅の花。
なかなかインパクトがある植物だと思う。
別名曼珠沙華といったかな。
詩的な名前は、小説や歌の題材として恰好の素材となっているようだ。
束になって生えるさまも面白いが、勿論単独のヤツも見かける。
そして、やたら見かけたアゲハ。
この夏は随分チョウを目にしたが、今の時期も結構多い。
毎年こうだったけか・・・うん。彼岸花とアゲハの組み合わせは過去何度か見ている。
大ぶりのアゲハ、「チョウの華」だな・・・なんて喩えてみる。
大森山の上にぽっかり浮かぶ雲も印象的だった。